「早友会に望むこと」
                      早友会会長 早川 清

                       

平成時代もまもなく最後を迎えますが、災害(地震災害、豪雨水害、台風災害等)の影響をまともに受けた時代と言えましょう。

中でも平成7年の阪神大震災と平成23年の東日本大震災が特筆されると思います。

また、関西方面では、いずれかの年には発生する確率の高い南海巨大地震の到来が懸念されています。

最近では、大阪北部地震災害、西日本豪雨災害、台風21号災害、北海道地震災害と、好ましくないですが”災害列島日本”の名を隠しえません。

このような実情から、本会では新たに「災害伝承技術に関する研究会」を立ち上げて、災害の未然防止に寄与する試みも始めております。

振り返れば、本会は建設技術者の技術交流を主目的として設立されましたが、特に建設技術に関係のない一般の方や主婦層にも活動の輪を広めてきております。

最近の活動で特筆される事は、会員の得意な分野をまとめて書物を発行したことです。

早友~環境・防災・土木史・建設の問題を考える~として、どこにも見られない分かりやすい内容に仕上げております。

ご興味のある方は、ぜひ事務局までご一報下さい。

本年度の見学会は、上述した地震災害への理解を深めるべく”人と防災未来センター”を見学する企画を行いました。主婦層の会員よりも大変好評を得ました。

今後もこのような企画を立案して、少しでも社会貢献のできる活動体として発展させて行きたいと考えています。

その他の本会の活動の詳細は、ホームページをご覧頂ければと思います。


 



             
「会員の皆様へ」







この度、早友会のホ−ムページが開設されましたので、一言ご挨拶申し上げます。

早友会の第3回総会は、10月19日(土)・20日(日)に開催が予定されております。

今回の総会は、可児幹事の提案によるものですが、多くの会員の皆様のご参加を期待しております。

この他の早友会の行事には会報の発行、近況報告、現場見学会な どがありますが、私としては早友会は他の会合にはない特徴(つまりは単なる親睦会だけではないもの)を出してもらいたいと思っております。

新たに会則も造られ、会としての纏まりも強化されてきています。

当初の会員は私の所で博士を取得された方が中心でしたが、今では私と業務で関係ある方など、新会員も増えてきております。

記事をお持ちの会員も多くおられるようですので、臨時会報の発行も望まれます。

さらにはNPOの立ち上げに関しても検討をして頂ければと考えております。 

早友会の存在を社会的にも位置付けられるよう、さらにグレードアップしましょう。

会員の皆様方のさらなる貢献を期待しております。

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