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 【ものさしとメートル法】

ピラミッドを作る時に使われたものさしは「キュービット」という単位です。
「キュービット」とは腕のひじから中指の先までの長さです。

アメリカやイギリスで使われている「フイート」は足という意味です。
かかとからつま先までの長さをもとに決められた単位です。

日本では昔「つか」「あた」「ひろ」という単位を使っていました。
「つか」とは握りこぶしの幅、「あた」とは親指と中指を広げた長さ、「ひろ」とは両うでを広げた長さです。

1789年、フランスに革命政府ができ、タレーラン・ペリゴールという人が1790年、
世界中の人が使える同じ長さの単位をきめようと提案、
地球の子午線を基準にすることにしました。
子午線を測るのは大変な作業で、何人かの学者が手分けして測りました。
苦労して測定した子午線の長さの四千分の一の長さを1メートルと決め、
メートル原器を白金で作りました。
そして、フランスは1799年からメートル法を使うことにしました。


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